4月に入り、里では雪も解けてすっかり春めいてきた。4月始め、小雪が舞った翌日、ヒュッテにやってきた山の仲間と、黒百合平から天狗岳に出かける。森の中では、木々に厚い雪が積もり、山道は、十センチ位の雪が積もり、所々一旦融けた雪が凍ってツルツルになっている。
黒百合平へ向かう
黒百合平にやってくる。いつもは大勢の登山者でにぎわっている山小屋の周りもテントが二張りあるきりで、静かな雰囲気である。
黒百合平から天狗岳を見る
天狗岳に向かって登る。森林限界を越えると、冷たい西風が吹きつけ、雪面は硬く凍ってくる。後ろを振り返ると、北八ッらしい黒い森に覆われた稲子岳が望まれる。
樹氷の木々と森に覆われた稲子岳をバックに
天狗岳への登りの雪面は硬く凍結してきたので、途中で引き返す。
冬の装いの東・西天狗岳をバックに