6月中旬、夏沢鉱泉から硫黄岳に向う。雪融け水が勢いよく谷を流れ、ようやく芽吹き始めた木々が萌黄色の淡い色になっている。
夏沢の流れ
夏沢を登って行くに従い、木々の葉も小さくなり、苔蒸した森となる。
苔に覆われた森
硫黄岳へ続く尾根を登って行く。ちょうど写真の雪の斜面の下が今年の冬に雪崩で遭難が起きた辺りだ。
硫黄岳へ続く尾根
累々と平らな石が転がる硫黄岳に着く。谷にわずかに雪を残した八ヶ岳連峰が見渡せる。
左より横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳を見る
硫黄岳からハイマツにおおわれたなだらかな斜面を夏沢峠へと下って行く。シーズン前の稜線は静かである。
夏沢峠へのハイマツの道