北八ッ日記 その108(2008年3月21日)・・雪山を眺めに

 日に日に気温が上がり、ヒュッテのまわりは屋根から落ちて玄関前にうずたかく積もった雪を除いて、ほとんど溶け、地肌が出てきた。それでも高山はまだ豊かな雪に覆われている。快晴の週末、ヒュッテにやってきた山仲間と富士見町の裏に聳える入笠山に出かける。登山口の沢入から雪が少なくなったカラマツ林の中を歩く。1時間程で、夏の湿原にでる。まだ雪におおわれて真っ白である。


カラマツ林の背後に中央アルプスを見る

 高度を上げるに従い、周りの山々の展望が広がる。


林の背後に八ヶ岳連峰を見る

 2時間程で頂上に着く。無風快晴の天気で、ジリジリと肌がやける。360度、雪山の展望が広がる。


八ヶ岳連峰(正面:阿弥陀岳、右;:赤岳)

 南アルプスの北岳は残雪が豊かである。


日本第二位の高峰、北岳

 帰り道、眼下に暖かい陽射しを浴びた富士見の町が望まれた。


八ヶ岳の麓に暖かそうに富士見の町が望まれる