北八ッ日記 その119(2008年6月1日)・・池を巡る

 雪が溶けて道路が開通した八ヶ岳連峰北端の大河原峠へ兄と一緒に車で向かう。標高2090メートルの峠にやってくると、真っ青な空の下、赤い屋根の山小屋の後ろには針葉樹林のなだらかな山が広がる。


大河原峠の山小屋

 なだらかな尾根を歩いて、双子池へ向かう。ちょうど太陽の光が湖面に反射してキラキラ輝く。日陰の湖岸にはまだ残雪が見える。


双子池

 双子池を後に、まだ雪が残る森の中を歩いて、亀甲池に行く。北横岳の麓の深い森の中の池は豊かな水をたたえている。


亀甲池

 亀甲池から天祥寺原に抜ける。草原の片隅ではタカネザクラが白い花を咲かせている。


タカネザクラ