北八ッ日記 その140(2008年11月30日)・・雪山

 11月末、八ヶ岳は雪山となった。夏の間、混雑を避けて足が遠のいていた蓼科山に久しぶりにでかける。山麓の道路は雪が積もり、スタッドレスタイヤが活躍する。女ノ神茶屋の登山口の積雪は約10センチ位でまだ笹原は埋まっていない。背後の森の樹氷が寒々としている。青空も見えるが、雪雲が山をおおっている。


登山口

 夏の登山道を歩いていくと、いつの間にか人が歩いた跡も消えて、雪が深くなる。


雪に覆われた登山道

 高度を上げていくと、西からの季節風が強くなり、森は樹氷におおわれている。


樹氷

 樹林帯を抜けて、頂上近くの岩場にでる。岩に真っ白く雪が張り付き、夏の標識も凍り付いている。


凍った斜面

 頂上から麓を見下ろすと、雪が張り付いた岩の斜面と樹氷帯の下に、蓼科高原が見下ろせる。


頂上より蓼科高原を見下ろす