北八ッ日記 その166(2009年5月9日)・・季節外れの雪の硫黄岳

 今週は荒れ模様の天候で山肌は雪で真っ白くなった。快晴になった週末、暖かい日差しを浴びて一人で夏沢から硫黄岳にでかける。連休後で山に入っている人も少なく、静かである。コメツガの森を抜けると、新雪をまとった硫黄岳がまぶしくのぞまれる。


夏沢より硫黄岳

 八ヶ岳の稜線は30センチメートル位の新雪が斜面を覆っている。雲ひとつ無い青空に向かって雪道を登る。


頂上へ

 硫黄岳に登り着く。南側には雪におおわれた八ヶ岳主峰赤岳と横岳がそびえている。手前に垂直に落ちる黒い岸壁がかって登った大同心である。


横岳と赤岳

 帰りは西に支稜を歩き、夏沢に向かって雪に埋まった谷を一気に下る。


沢を下る