No.14 秋晴れの黒百合平(2009年9月14日)

 三井の森を通り抜けて、唐沢鉱泉にやってくる。源泉は美しい青色の水で、水の中の岩に緑のコケが張り付き、色づいた木の葉が落ちている。

 鬱蒼としたコケの森を黒百合平へ歩く。倒木にコケが厚く生い茂っている。

 黒百合平の小屋の前の小山に登り、岩の上でティータイムとする。背後の森に縞状の枯れ木の帯ができつつある。

 少し上に登ると、夏雲の空の下、深い森が続く北八ヶ岳が見渡せる。左端に円錐形の美しい蓼科山が見える。