蓼科でも気温が10度近くまで上がり、すっかり春めいてきた。麦草峠近くのモミの森を歩く。冬の標識の赤いテープの下に人が歩いたトレースが残り、雪はザラメ状になっている。
スズラン峠に出かけると、青空の下、雪原にダケカンバが枝を大きく広げている。
峠から少し上に登ると、雪原に点々とカラマツの木が見え、尾根の上に赤い屋根のヒュッテ・アルビレオが見える。
日当たりの良い尾根の南斜面では雪がだいぶ融けて、笹原が顔を出している。