小雨が降ったり止んだりの週末、入笠山の大阿原湿原にでかける。立ち枯れの湿原の中にカラマツが黄緑色の芽を吹き、時折り霧が流れ、幻想的な景色が展開する。
小雨に濡れたカラマツの枝には、規則正しく小さな芽が並んでいる。
所々、サルオガセがカラマツの枝に絡まりついて、怪しげな雰囲気が漂っている。
まだ明るい色が少ない森の中で、ヤマザクラが赤みがかった葉と白い小さな花を見せている。