二月後半となり、朝の気温もプラスになってきた。周りの山々も少し霞がかかり、春を予感させる。雪の車山の背後には、北アルプスの白い屏風が連なる。
たおやかな蓼科山の山腹も雪が解けて、山肌が見えてきた。
それでも南八ヶ岳の阿弥陀岳はまだ岩と雪の冬山の様相である。
権現岳もまだ雪と岩の世界である。