松本から長野行の篠ノ井線の電車に乗ると、左の車窓に常念岳から蝶ヶ岳へと続く雪の稜線が美しく望まれる。明科で電車を降り、生坂村へ出かける。槍ヶ岳で北に流れる高瀬川と南に流れる梓川が合流し、犀川となる押野崎の少し下流に位置する。今は新緑がまぶしい。裏山に登ると、眼下に蛇行する犀川の碧い流れが見える。
後立山連峰の白馬岳(右端)から五龍岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳の展望が広がる。
木々の間からは常念岳(左)と蝶ヶ岳が近くに見える。
鹿島槍ヶ岳の双耳峰と積雪期に辿った麓へ伸びる雪と岩の尾根が懐かしく望まれる。
手前の雪の長い八方尾根の後ろに白馬岳(右)、杓子岳、白馬鑓ヶ岳が望まれる。