快晴の日曜日、八ヶ岳北端の大河原峠に出かける。峠では水たまりに薄い氷が張り、山道には霜が降りている。佐久側から冷たい風が吹き抜けるホウロク平の草原からは浅間山が望まれる。
森の落葉松はわずかに黄色い葉を残している。
双子池に降りてくると、湖面がキラキラと輝いている。
湖畔では、すでに葉を落とした薄茶色のダケカンバが樅の林の中に点々と見える。