暫くくつろいだ後、梓川の上流へ雪の森の中を散策に出る。明神を過ぎると、雪の踏み跡は雪に覆われた河原を歩くようになる。太陽がまぶしく照りつける。
雪に覆われた梓川
徳沢にやってくると、左手には、雪と岩の前穂高岳が荒々しい姿を見せる。上高地への帰り道、午後の太陽に雪面が緩み、所々、足を取られる。
徳沢から見る前穂高岳
翌日、西穂高岳への道を登る。上から上高地を見下ろすと、雪の中を梓川が蛇行して流れて静かな雰囲気が漂っていた。朝のうち晴れていた空も急に曇ってきて、雪が舞い出した。穂高も雲の中に姿を隠していまい、我々も上高地を後にする。
西穂高岳への登りから上高地を見下ろす