これまで、何度も思い描いたスイスアルプスの鋭鋒(えいほう)、雪嶺(せつれい)でしたが、苦労して予約したホテルの部屋からは、色鮮やかな花壇、小さな町の尖塔(せんとう)を通して、常時、アイガーやマッターホルンと対面することができました。
また、花と雪を求めての高原散策トレールからも、朝に夕に変化する雪の山稜(さんりょう)を飽かずに眺めることができました。
それは、上高地から始めて見た穂高の雪嶺に眩(まばゆ)い思いをした青春期の感動を上回るものであった気がします。
まさに、至福のときを過ごすことができたのです。
高山植物
クライネシャイデックよりアイガー北壁
ユウグフラウを登る登山電車
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