深田久弥さんの山「茅ヶ岳」・・2005年4月9日

 日本百名山を登った兄文男が北八ッヒュッテにやってきた。土曜日、百番目に一緒に木曽御岳登ったK君もやってきた。深田百名山を登った人には、どうしても百一番目の山として深田さんが亡くなった山梨の茅ヶ岳に案内したかった。登山口の深田久弥の記念碑に曰く、、

百の頂きに百の喜びあり

 茅ヶ岳は、1700メートル位の高さで、ヒュッテから車で1時間位のところの韮崎の郊外に登山口がある。四月になり、すっかり早春の雰囲気である。ミズナラやブナなどの広葉樹はすっかり葉を落とし、木々の間から、暖かい春の太陽の日差しがこぼれる。

葉を落とし、暖かい日差しがこぼれる森の中を登る

 中腹にやってくると、深田さんの終焉の場所には記念碑が立ち、遠く残雪を頂く奥秩父の甲武信岳が青空に下にくっきりと望まれる。

深田さんの碑から望む甲武信岳

 尾根道を降りて来ると、芽が吹き始めた薄黄緑の木々が美しい。

芽吹きの木々の尾根を下る