北八ッ日記その13 (2005年6月)・・・北八ヶ岳の森

 4月以降、数週間単位で残雪期から芽吹き、新緑と大急ぎで森は装いを変えてきた。そして、6月、深い木々の初夏の森となった。蓼科山麓の天祥寺原に至る森の中、モミやカラマツの枝には、「サルオガゼ」が風にそよぎ、爽やかな初夏の雰囲気を醸し出している。


サルオガゼが風にそよぐ

 笹が一面に生い茂る天祥寺原を歩き、蓼科山に登る。頂上近くの登山道の日陰には、まだ、残雪が残っている。帰り道に、双子池に寄る。湖畔のカラマツは可愛らしい黄緑色の小さな新芽を付けている。


双子池へ向かってカラマツ林を下る