北八ッ日記その15 霧ヶ峰高原のニッコウキスゲ

 7月に入り、霧ヶ峰や車山のレンゲツツジの花は、あわただしく散ってしまい、高原は、ニッコウキスゲの季節となった。梅雨の合間の晴れの週末、草原には、ニッコウキスゲは、黄色い六つの花びらを大きく広げ、咲き誇っている。


ニッコウキスゲの草原


コバイケイソウもまだ咲き誇っている

 最近の雨で八島湿原の水かさも増し、乾燥し始めていた原もようやく一息つき、緑も色鮮やかになった。


八島湿原

 八島湿原から裏山の静かな鷲ヶ峰に登ると、蓼科山から美ヶ原に続く広大な草原が見渡せる。山の斜面には、ヤマツツジが赤い花を付け、爽やかな高原の風が吹き渉る。


ヤマツツジ咲く鷲ヶ峰の尾根