北八ッ日記その16 夏の自然

 都会からは、30度を越える夏の暑さの便りが聞こえる。標高二千メートルの北八ヶ岳の高原には、爽やかな風が吹き、半袖シャツでは少し肌寒い。湿原では、ワタスゲが白い穂を付け、風に揺れている。


ワタスゲの白い穂−−−白駒池近くの湿原

 湖畔では、小鳥が元気よくさえずり、ときおり、棒の先に来て、湖面をうかがっている。


湖畔でさえずるヤマガラ

 白駒池湖畔では、ハクサンシャクナゲが咲き始めている。


湖畔のハクサンシャクナゲ

 双子池に行くと、青々としたカラマツの林を背景に、真っ青な湖面が風に揺れる。


湖面に太陽の光りが輝く−−双子池