北八ッ日記その6 蓼科山・・・2005年3月27日

 八ヶ岳の北端に聳える蓼科山は、どこから見ても円錐形をした美しい山である。快晴の日曜日、一人でこの山に出かける。

蓼科山を仰ぐ

 朝八時半、女神茶屋の登山口から雪原を歩き始める。快晴の空の下、登るに従い、風が強くなる。

蓼科山山頂にて

 何時の間にか登っている人を追い抜いて、一人で膝位の雪をラッセルする。二時間半で冷たい西風が吹き抜ける頂上に立つ。

 帰り道、反対側の八子ヶ峰の雪尾根にヒュッテ「アルビレオ」がぽつんと見える。