北八ッ日記その9(2005年4‐5月)・・森の木々と動物

 4月に入ると、気温は日に日に上がり、森の木々が芽吹き始めた。麓の村では遅い桜が咲き、八ヶ岳の雪も日に日に少なくなっていく。

 
村では桜が咲き、八ヶ岳が薄く霞んでいる

 ヒュッテの森では、カラマツが黄緑の芽を吹き、白いコブシの花が満開である。


コブシの花

 ヒュッテのサンデッキには、コガラ、シジュウカラ、ヤマガラがやってきて、ヒマワリの種をくわえては、木の枝に飛んでいく。


ヒュッテにやってきたコガラ

 少し山に入ると、暖かい枯草の台地に人を恐れる様子も無いニホンカモシカが姿を現して日向ぼっこをしている。


ニホンカモシカとの遭遇

 ヒュッテの横の白樺も黄緑の葉を出し始めた。


芽を吹いた白樺