1977年、山と自然を求めてカナダに移住し、カナディアンロッキー、バンクーバ周辺の山々に登り続ける。1年のうち、夏の間はバンフに在住し、観光写真、ハイキングガイド、写真撮影ガイド、観光ガイド、通訳などが主な仕事。最近は、日本から訪れるハイカーやクライマーをロッキーの山へ案内することも多い。冬はバンクーバの自宅に戻る。1985年よりカナダ山岳会会員。カナダ山岳会主催の山行の企画やリーダなどのボランティアも行う。
カナダの山の素晴らしさは、広大な氷原と氷河、氷河の作った湖、どこまでも続く原生林であり、この氷河を中心とした自然をテーマに撮影を続けている。しかし、地球温暖化に伴う氷河の後退は著しく、数十年でロッキーの氷河は消えるという予測もあり、心を痛めている。(2006年1月東京での写真展のプロフィールより)
Ray Kodama(北八ヶ岳にて2007年2月)